
テヌータ・サン・ジョルジョ
Tenuta San Giorgio
ヴェネト Veneto
トレヴィーゾ
所有畑:60ha
ピアーヴェの大地に根ざした、情熱と伝統の物語
四世代で紡ぐ家族のワイン造り
Tenuta San Giorgio(テヌータ・サン・ジョルジョ)は、イタリア・ヴェネト州に広がるピアーヴェの大地で、四世代にわたり家族経営を続ける歴史あるワイナリーです。
曽祖父の代からワイン造りを始めたトンバッコ家は、早くからアメリカへの輸出も行うなど、時代の流れとともに進化を遂げてきました。
1971年、現オーナーの父であるセルジョ・トンバッコ氏が、ピアーヴェ川沿いの恵まれた土地に可能性を感じ、畑を取得。それ以来、「良いワインは良い土地から」という信念を受け継ぎながら、家族の絆と情熱を原動力に歩みを続けています。
現在は息子のマルコ氏がカンティーナ運営を担い、伝統と革新のバランスを大切にしながら、未来へとその想いをつないでいます。


異なるテロワールが育む、土地の個性を映したブドウとワイン
テヌータ・サン・ジョルジョの魅力は、異なる個性をもつ2つの畑にあります。
マセラーダ・スル・ピアーヴェ
ピアーヴェ川がもたらす石灰質の小石や砂利が広がる土地。
ミネラル豊富で水はけが良く、白ワインに爽やかで香り高い個性を与えます。
アルクア・ペトラルカ(エウガネイ丘陵)
火山性土壌と昼夜の寒暖差が特徴。
赤ワイン用品種に最適な環境で、凝縮感と複雑味のある果実が育ちます。
それぞれのテロワールの特徴を活かし、自然と調和したブドウ栽培が行われています。
安心と信頼を支える、国際認証に裏付けられた品質へのこだわり
品質と安全性への取り組みは、複数の国際認証に裏打ちされています。
• BRC(英国小売協会認証)
• IFS(国際食品規格)
• Vラベル(ヴィーガン認証)
• SQNPI(持続可能な品質)
製造工程や衛生管理は国際基準で徹底されており、すべての消費者に安心を届ける体制が整っています。
また、環境負荷を抑えた農法により、持続可能なワイン造りを実現。サステナブルな品質と透明性のある生産体制が高く評価されています。


伝統を礎に、革新を重ねて進化するテヌータ・サン・ジョルジョの哲学
伝統を大切にしながらも、最新設備や技術を積極的に取り入れてきたテヌータ・サン・ジョルジョ。
マルコ氏は「ワインは自然の恵み。その中で、人の愛情と努力が加わって完成するもの」と語ります。
この姿勢は、国内外のコンクールでも高く評価され、Vinitaly金賞受賞など、確かな実績として結実しています。
土地・家族・未来への敬意を胸に、テヌータ・サン・ジョルジョはこれからも、飲む人の心に残るワインを届けていきます。

