
ヴェッキオ・マガジーノ・ドガナーレ
Vecchio Magazzino Doganale
カラブリア Calabria
コゼンツァ
ユニークなリキュールを生み出す人気の造り手
大地が育む一滴に、夢と情熱を注ぐ
Vecchio Magazzino Doganale(ヴェッキオ・マガジーノ・ドガナーレ)のルーツは1871年、創業者ラファエーレ・トロンビーノがハーブやスパイスを扱う商店を営んでいたことに始まります。
やがて彼は、地元の植物や柑橘類の力に魅せられ、リキュール造りに情熱を注ぐように。
5代にわたり受け継がれたその精神は、現在の当主イヴァーノ・トロンビーノ氏にも脈々と息づいています。
物語性あふれるブランディングと、クラフトマンシップへのこだわりで、今や国内外に多くのファンを持つ注目の造り手となりました。


カラブリアの自然が育む香りと個性
蒸留所が位置するカラブリア州コゼンツァは、ベルガモットやオレンジ、レモン、甘草(リコリス)、カモミールといった高品質な植物資源に恵まれた土地。
ヴェッキオ・マガジーノ・ドガナーレでは、それらのボタニカルを自社の農園で栽培し、リキュール造りに活用しています。
品種ごとの香りや効能を見極めながら、土地と対話するように素材と向き合う姿勢が、ユニークな味わいと洗練されたアロマを生み出しています。
世界が認めた逸品 "ジェファーソン"
代表作であるアマーロ『ジェファーソン(Jefferson Amaro Importante)』は、2018年にロンドンで開催されたWorld Liqueur Awardsにおいて、
・ワールド・ベスト・リキュール(World’s Best Liqueur:世界最高のリキュール)
・ベスト・ハーバル(Best Herbal:ハーブ系部門 最優秀賞)
という2つの名誉ある賞を受賞しました。
シトラスとハーブのバランスが絶妙で、スムースかつエレガントな飲み口が特徴。
ブランドを代表する一本として、国内外で高い評価を受け続けています。


未来へつなぐ、持続可能なリキュール造り
ヴェッキオ・マガジーノ・ドガナーレは、リキュールの品質だけでなく、土地や環境への責任も重視しています。
2023年11月には、農業や景観保全、農村文化の価値向上に貢献した団体に贈られるBandiera Verde Agricoltura(緑の旗)を受賞。
自然と共存する農業スタイルを貫き、時間をかけて育てた素材を、自然のリズムに寄り添うかたちでリキュールへと昇華しています。
その姿勢は、飲み手にも深い安心と共感を与えてくれます。







