
ヴィオラ
Viola
エミリア=ロマーニャ Emilia-Romagna
カットリカ
五感を揺さぶるクラフトビール
VIOLA という名前に込めた想い
VIOLA (ヴィオラ)は、創業者マウリツィオ・アルドゥイーニの想いから生まれました。
家族と共にビールを薦め、売ってきた彼が「自分自身を表現するビールを作りたい」と考えたのがはじまりです。
ブランド名「VIOLA」は、彼の祖父が愛した言葉に由来します。
幼い頃、祖父が愛車フィアット127に乗せてくれたとき、ロマーニャ方言でこう言っていました。
「この車の走りを感じてごらん、まるでヴィオラのようだろう!」
その響きは、「なめらかさ」「心地よさ」「上質」の象徴としてマウリツィオの心に刻まれ、ブランド名として選ばれました。
今やヴィオラは、イタリア発のクラフトビールとして世界中で愛される存在に。
そしてそのストーリーは、今も続いています。


選び抜かれた、自然と技術の結晶
ヴィオラは、ビールの約90%を占める「水」にまず徹底的にこだわります。
醸造所は、良質な湧き水に恵まれたイタリア中部の山間部に立地。清らかな水が、ビールのなめらかさと洗練された味わいを生み出しています。
麦芽は、大麦と小麦をバランスよく使用。湿らせてから穏やかにプレスすることで、酵素やタンニンなどの繊細な要素を最大限に引き出します。
ホップには100%イタリア産を含む多彩な品種を使用し、香りと苦味の個性を丁寧に調整。
さらに、ビールのスタイルごとに最適な酵母を選定し、自社ラボで厳密に管理しています。
そしてヴィオラの味わいを唯一無二のものにしているのが、スパイスとフルーツの魔法です。
ブランシュには、コリアンダーやオレンジピールといった素材を使用し、一口目から広がる爽やかで華やかな香り、そして奥行きのある余韻を演出。
これらの“隠し味”は、伝統的なレシピへの敬意とともに、
創造性を込めて遊び心を効かせたヴィオラならではのアプローチ。
クラシックでありながら、どこか新しい──そんな印象を与える、印象的な個性の決め手となっています。
丁寧なプロセスと、自然への敬意
ヴィオラのビールは、手間ひまを惜しまないクラフト精神から生まれます。
最新鋭の「ウェットミル」でやわらかく麦芽を粉砕し、殻を傷つけずに成分を抽出。
その後の煮沸工程では、ホップを加えて味わいの骨格を形成。
ワールプールで不純物を除去し、冷水コイルで急速冷却することで、雑味のないクリアな味わいを実現します。
同時に、ヴィオラは環境への配慮も忘れません。
麦芽の搾りかすは地元の農家へ飼料として提供し、パッケージはすべてリサイクル可能。
段ボールは天然素材の接着剤で作られ、ガラス瓶も100%リサイクル対応です。
自然と共に、美味しさを育む。
それがヴィオラのものづくりの姿勢です。


ライフスタイルとしての VIOLA
「VIOLAを飲もう、そしてVIOLAを生きよう。」
そうマウリツィオは語ります。
ブランドとしてのヴィオラは、味わいだけでなく音楽や映像といった表現活動を通じて、独自のライフスタイルを発信しています。
ヴィオラを飲むことは、その世界観を味わうこと。
五感と心を動かす体験として、今も世界中に広がり続けています。



